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  • 執筆者の写真Toshiko Kamada

誰かに感謝する時間の長さ

「毎朝1時間、みんなのことを順番に幸せでありますように、ありがとうございますと手を合わせるんよ。」

みんなとは親戚中の人たち。夫の祖母を訪問すると、一緒にお墓を巡りながら、いつもそう話してくれました。100歳を超えて大往生するまでいつも私には笑顔の印象。

毎日1時間、感謝して人の幸せを祈っているからかなと、その頃は軽くそう思っていました。

今日ふと、私は感謝を感じる時間が少ないなあと思いながら、彼女のことを思い出し、15分だけ、順番に浮かんでくる人のことを思いながら、感謝を感じてみました。彼女のように手を合わせて。

何か出来事があって、思わず感謝することでなければ、いつもは自分からすすんで感謝を感じることがほとんどありません。15分は、長くて豊かな、何かが巡るような時間でした。

一人一人に対しての私の勝手な印象を、回転ドアのようにゆっくりと変化させながら、私の自尊心をほんの少しあげながら、<時>が少し上質になるような。


この時間を長くしたら、どんなことが起こるのかな?

今の私は、誰かが私の幸せを思ったり、感謝してくれたことに支えられているのかな?

そんな風には全く考えてこず、今の私があるのは、ここまでがんばった私の努力によっていると

本気で思っているな〜もしかして私は筋金入りの傲慢さんなんじゃないだろうか?

明日の朝は、和服姿の彼女の後ろ姿を思い出しながら、1時間の感謝と祈りの時間を持ってみようかな。

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