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微生物と意識は似ている


微生物と意識ーどちらも目に見えないけれど、私たちの世界を動かしているという点で共通している!

そう閃いてから、土壌の本を読んでいる。これがものすごく面白い。

肥沃な土壌を探して地球をかけめぐる土壌研究者の本や、土と内臓がいかに似ているかを論じる本、土が文明の興亡にいかに関わってるかの本などだ。


以前、自然農法の福岡正信さんのみかん山を訪ねた時、見せてもらった土団子での種まき。あの時、土の不思議に少し触れかけたのだが、あれから四半世紀以上がたって、私はまた土を触る生活をはじめた。庭先の小さな畑だ。


とりあえず種をまかなきゃ始まらない、と色々蒔いてみて、まずは種というものに、改めて驚いた話はこちらに書いた。

https://www.dawnavatar.com/blog/種のこと〜野菜と現実と

https://note.com/toshikokamada/n/n6ed7bea850ed 種のことを語り合おう


それから、次に驚いたのは、根だ。

何かしら芽吹いた野菜の列から、ベビーリーフを間引いたり、マルチにするために雑草を少し引っこ抜いたりするたびに、私はなんとも言えない快感を感じるのだった。それは、植物を土の中から引っ張り上げるときに、根が、土の中に広がっていた根が、まるで滴る水のように土粒をともなって、フワ〜と空中に上がってくるときの感触だ。思わず声をあげそうになる。


地上の姿とは全く違う、でもそれと対等な存在感を持った根の姿。ドレスを着たみたいに裾が広がっていて、ひげ根のデザインは繊細だ。人体図に描かれる血管の張り巡られかたにもちょっと似てる。


この根あっての、この草、としばらく見惚れてしまう。そしてそれがさっきまで収まっていた土の中ものぞいてしまう。まだまだ固い痩せた土だと思われるけれど、その根がいた土の中は、とっても柔らかそうで、何やら活き活きとした活動がそこで起こってるなあ、という感じがするのだ。ミミズがその辺りから飛び出してくるときもあるけれど、それ以外は、何がそこにいて、何が起こっているのか、私の目には見ることができない。


ここからは、本の中に書いてあることを繋いで、私の妄想を広げてみる。

そう、そこには微生物がた〜くさんいるらしいのだ。


辞書によると、微生物とは「肉眼では観察できない,きわめて小さな生物。通常,細菌・酵母・原生動物などをさすが,ウイルスを含めたり,場合によって多細胞の藻類まで含めたりすることもある。」

だから、文字通り、目に見えない生物が微生物ということになって、その中にはものすごい沢山の種類の生き物が含まれる。生物のほとんどは微生物と言えるほどの数が存在して、高層大気から地中の地殻に近いところから、生き物の体の中まで、ありとあるゆるところに無数に存在していて、絶えずこの世界の変化を創り出している。なのに、目に見えない!すごい!


土と根の間では微生物たちが一言で言えない多様な活動を絶えずしていて、芽が出て根が伸び、成長して朽ちていくのだけど、私が見ているのは、普通は地上に伸びた部分だけ。せいぜい時々その根の姿に驚くぐらいだ。ここで繰り広げられている大ドラマの、それはほんの一部にすぎず、そしてその因果関係のほんの一部分もわかってはいない。


もちろん微生物の専門家たちには、その因果関係がはるかにたくさんわかっているわけだけれど、それでも彼らをもってしても、人間はこの星の微生物について、まだほとんど何もわかっていないということらしいのだ。近年になってようやく研究が加速しつつある分野とのこと。


そう、微生物は、この星のあらゆるところで、絶えず世界を動かし続けているというのに、私たちはそれについてまだあまり知らない。何といっても肉眼で見えないのだ。私たちは見えていることだけで、物事をなんとか理解しようと頑張ってきたのかもしれない。微生物の大仕事を見ないまま、時には、無知から彼らを一掃しようとしたりもして、全体を知ることに悪戦苦闘し続けている。


ここまでわかった時に、私は、世界を動かす力は、目に見えないんだなあと感じいった。

意識も同じだ。


私は意識というものの魅力に取り憑かれて長いんだけれど、これも目に見えない。けれど、世界中のあらゆる研究、問題解決、新しい創造は、意識を使って、意識の中で行なわないとできないのだと、ますます思うようになっている。意識を変えないと、視点も行動も、現実も変わらない。変化は、意識を変化させるところから始まる。だから意識はどうすれば変わるのかの、しくみを学ぶことは実に価値がある。


意識の探求は、まずは自分自身がどう意識を使っているのか、あるいは使われてるのか、現在地を知るところから始まる。そして、その仕組みをわかりはじめると、自分と他の人の意識は、一体どういう関係なのか、どう繋がっていて、集合意識とどう関係しているのか、というところへも興味が伸びてくる。1つの存在って一体なんだ?


ところで、微生物というものは、どうも弱肉強食の生き残りによる進化というストーリーにあてはまらない生態を持っているらしいのだ。競争より共生。そして種とか個体とかいう線引きがどうも曖昧で、可動的で、そして触媒として機能する微生物も多く見られる。なんとも興味深いじゃないか!なんとか微生物になって、それがどんな感じなんか体験してみたいものだ。


が、そうもいかないので、思い直して、人間に生まれた恩恵を最大限に活かすべく、微生物にヒントを得ながら、同じく目に見えない意識というものを駆使することで、一体何ができるのかを見てみることにしよう。意識というもので世界を動かすという大事業をやっていることの自覚を増してみることにしよう。


毎日の庭仕事がくれるひらめきを楽しみながら。


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​鎌田敏子

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