Toshiko Kamada4月20日1 分未来を思い描く力未来を思い描くというのは、なかなか骨が折れるよね 過去から伸びてくる手が、勝手にまた同じ絵を描こうとするのだから 少し色を変えて、少し濃さを変えて、ちょっと違うタッチで こちらもちょっとくたびれてくると、まあそれでいいかと思ってしまう。 満足はまったくいかないんだけれど...
Toshiko Kamada2021年10月31日2 分大きな目標をあきらめていたことを思い出したあなたへそれはもうすっかり別の人の目標のようになっていました。 そんなことを望んだ日々もあったっけな。 でも、私の人生にはもう起こらないことなのだと思い直したので、 諦めたのではないと、思うようになっていました。 それはこのところ、ちっとも私の心をかき乱したりもしなかったのです。...
Toshiko Kamada2021年5月13日2 分マザーアースデーに思う意識の力の楽しさ鎮守の森の石段。 氏神さんのこの森を今在らしめてくれている、ここに生きてきた人々の何世代もの思いの重なりを、一段一段数える。 ここを神聖な場にして森を残してくれた思いの数々。 巨木茂る豊かな森。 アースデーだからといって、ここには人影もないが、一本の巨木の皮に手のひらを合わ...
Toshiko Kamada2021年5月13日2 分走れ!私の命!<燃えつきるときまで> 風が吹き、大きな厳しい風が吹き 幼いわた雲と小さな神話の世界が逃げていく すこしだけぐんじょうっぽい空間に この世で一番白い光が大声で笑っている 底のない大海と底のない成層圏の間の限りなく小さな一点 その向こうを見るために涙しながら走りつづければ...
Toshiko Kamada2021年5月13日1 分あなたはとても豊かあなたはとても豊か なんにでもなれる なんでも創れる なんでも感じれる なんでも持っている あなたはとても豊か なんでも消せる 何者でもない なんにも持っていない 何からも自由 あなたはとても豊か あなたは水 あなたは光 あなたは風 あなたはかけめぐる 何もかもを...
Toshiko Kamada2021年5月13日2 分肥えた意識家の前の小さな土地。 ここは私の畑だと言ってみたところで、本当は私のものではないよね。 ここは地球の表面のほんの一点。誰のものでもない。 畑の土を肥えさせて、土を増やそうとしてるのだけど、それも、地球の表面をほんのごくわずかに分厚くしようとしているようなものだなあ。...
Toshiko Kamada2021年5月13日4 分幸せな子育てになった理由のんびりとした私の自己探究の道が、急に切羽つまったのは、最初の子供が生まれてしばらくした頃。 赤ん坊のいる暮らしに少し慣れてようやく頭も回りだす。 幼い息子もこの世界に分別を見つけ始めているように見えた。 新米お母さんは、はりきって、これは何々、あれは何々よと教え始める。こ...
Toshiko Kamada2021年5月13日3 分「私たちは助け合える」を世界の現実にするわからない時には、答えがほしいものだ。 未知を埋めてくれる答えがあると、ちょっと落ち着く。 けれど、このところ新型コロナウィルスによって人類が経験していることに対して、どの答えを持ってきても、実のところ、しっくりとは落ち着かない。...
Toshiko Kamada2021年5月13日5 分微生物と意識は似ている微生物と意識ーどちらも目に見えないけれど、私たちの世界を動かしているという点で共通している! そう閃いてから、土壌の本を読んでいる。これがものすごく面白い。 肥沃な土壌を探して地球をかけめぐる土壌研究者の本や、土と内臓がいかに似ているかを論じる本、土が文明の興亡にいかに関わ...
Toshiko Kamada2021年5月13日1 分地球の片隅で自分を整える日私がこの世界に来て21280日あまりだ。 あと何日生きるのだろうか?何をしてきたのか?これから何ができるのだろうか? 今日という1日。 青いストーブの火を見つめながら、自分が整っていくのを感じている。 3週間のホテル暮らしを終え、土のある我が家へ戻ってきた。...
Toshiko Kamada2021年5月13日4 分心の器を作るということ私たちの知覚能力は、どこまで進化できるのだろうか? 視覚、聴覚の衰えを感じる年頃の私は、それ以外の機能をフル稼働したら人はどこまで感じることができるのか、そんな妄想をすることもある。特に五感以外の知覚能力を働かせることについて。...
Toshiko Kamada2021年5月13日4 分 今からの文明開化[文明開化]人知が開け、世の中が進歩すること。 [人知]人間のちえ (共に広辞苑) ならば、文明は常に開化していっても良いだろう。 しかし、人間のちえは開いていっているのか、進歩とはいったいなんなのか、話は一見簡単そうでない。...
Toshiko Kamada2021年5月13日2 分世界の今と、新しい文明を創ること私は、ユヴァル・ノア・ハラリのファンだ。 「サピエンス全史」と「ホモ・デウス」は本当に面白かった。 それで新著「21Lessons」にも大いに期待している。 今、海外に滞在中で帰国したらすぐ入手するつもりだが、待ちきれず、kindleで特別試し読み版というもの見つけて少し読...
Toshiko Kamada2021年5月13日3 分種のこと〜野菜と現実と4ヶ月前から、畑仕事をしている。 家の庭に、じわりじわりと種を蒔き続けている。 自然に模した形で作物を育て、庭を作ろうと、いずれこうなるだろう庭の想像図からスタートした。 想像図はこうだ。多種多様な植物、木々や花々、野菜や果樹、香草、薬草、水草など、あらゆる植物が混在してい...
Toshiko Kamada2021年5月13日2 分正しいとか間違っているとかいうゲームの次へ私たちは、正しいとか間違っているとか言い合うことで、もう十分打ちのめされて、そして打ちのめしてきた。それでも、倒れたままではいないボクサーのように、フラフラしながらでもまた立ち上がり、もう一度守りながら、正義のパンチを放つ。...
Toshiko Kamada2021年5月13日3 分「ホモ・デウス」読後感〜意識の時代世界中の最先端科学の研究者たちが、意識のトレーニングを本格的にやるとどうなるだろう?瞑想などを取り入れている人は増えているだろう。しかし、意識のトレーニングは思考を静めるだけではない。
Toshiko Kamada2021年5月13日3 分最初の疑問から始める子供の頃は、異界が近かった。 自分と世界の境が曖昧だったと言ってもいいかもしれない。 外で夢中で遊んでいて、すっかり別世界に行っていたような時も、たくさんあったように思う。 他の人もそんな記憶があるのだろうか? ”神隠しとか、7歳までは神の内、あるいは夢の中とか、東西問わず...
Toshiko Kamada2021年5月13日2 分「足らない」以前「足らない」という感覚をいつから持つようになったっけ? と振り返ってみました。 学校に行くまでの記憶の中には、思い出せませんでしたが、いつの頃からか、あるべき点数が足らないとか、あるべき成果が足らないとか、そう感じた記憶が年と共に増えていきました。...
Toshiko Kamada2021年5月13日3 分アイデアの生まれる心の状態独創的。 心踊る言葉だが、それがどうやったら生まれるのか、皆目検討がつかなかった。 ところが本屋さんで立ち読みした小さな本が、新しい視点をくれた。 ジェームズ・W・ヤングの『アイデアの作り方』cccメディアハウス 「アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせだ。それは、事物...
Toshiko Kamada2021年5月13日5 分突然、数学が私の人生に現れる"数学をしている限り、思考に自我が介入する隙がない。それでいて、思考を放棄するというのでもない。ただただ渾身で、数学の風を浴びるのである。”「数学の贈り物」(森田真生、ミシマ社) 受験数学への挫折感を瞬時に乗り越えて身を乗り出したくなるほどの、魅力的な数学観。...